[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[6,1,5] > 12 #2 (3D6) > 8[4,3,1] > 8 #3 (3D6) > 14[3,6,5] > 14 #4 (3D6) > 11[6,4,1] > 11 #5 (3D6) > 12[4,6,2] > 12

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] 神山高志 : 教えます

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 神山高志 : 出航だァ~~~!!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
『夢獄』

[メイン] GM : 始まります。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 最初に感じるのはすえたイグサの匂いだ。

[メイン] GM : 畳の匂い。それが長い年月をかけて日に焼けて黄ばみ、汗や埃を吸い込んだその家の匂いが染み付いたもの。

[メイン] GM : 畳はささくれ立っていて、頬にあたるそれはチクチクと痛い。

[メイン] GM : あなたは古びた畳の上で目を覚ました。

[メイン] GM : 身体を起こせばあたりは薄暗く、すべての輪郭線が闇の中で曖昧に沈んでいる。
窓が閉め切られているのか、あるいは真夜中なのか。あたりはひどく暗かった。

[メイン] 神山高志 : 「……一体何が起きたんだ? 昨日までの記憶を思い返してみよう」
思い返そうとします

[メイン] GM : いつも通りの日常を送って、自宅で眠りについたのが最後の記憶ですね。

[メイン] 神山高志 : 「うーん…寝ている間に不良どもに変な場所に連れ去られたとかかな? 幸い縛られてないみたいだし脱出するか」

[メイン] 神山高志 : というわけで辺りを目星で見まわそうとします

[メイン] GM : ではあなたが周りを見渡そうとしたその時、

[メイン] GM : ひっく、とどこかで声がした。押し殺してすすり泣くような声。

[メイン] GM : あなたが視線を向ければ和室のすみに不自然に盛り上がった布団が見える。
ひっく、ひっくとしゃくりあげる声が続いている。

[メイン] 神山高志 : 「うーん、不良に連れ去られた被害者か、連れ去ってきた不良か…」

[メイン] 神山高志 : 「まあ不良でも多分バカだろうしなんとかなるだろ」
布団をつかんで中を確かめようとする

[メイン] GM : あなたが布団に手を伸ばすと、ぴたりとすすり泣く声が止まる。

[メイン] 少女 : そして……怯えたように顔を出したのは、高校生くらいの少女だった。

[メイン] 少女 : 少女はあなたの顔を見ると、「ぅぅぅ」と低い声で呻く。

[メイン] 少女 : そして次の瞬間、あなたに飛びつき堰を切ったように声をあげて泣き出した。

[メイン] 神山高志 : (……なんだこの状況?)

[メイン] 神山高志 : (まず考えられるのは青春的なイベントだが…そんな感じの雰囲気じゃないよなこの場所って)

[メイン] 神山高志 : (となるともう一つの可能性…この女がいかれた女で僕を閉じ込めた…そう言う可能性も視野に入れておいた方がいいかもしれないな)

[メイン] 神山高志 : (とりあえずこの場は刺激しないですませておこう)

[メイン] 神山高志 : 「ええと…そのどうしたんですか?」
上記の思考を一瞬のうちに済ませつつ困惑したような口調で問う

[メイン] 少女 : 「うっ、ぅぅぅ…」
嗚咽混じりの声で少女は神山の問いに答えます。

[メイン] 少女 : 「怖かった、怖くて一人で隠れてた。誰か助けに来てってずっと思ってた」

[メイン] 神山高志 : 「そ、そうですか。でも悪いですけど僕も連れ去られてきたようなもんですよ」

[メイン] 少女 : 「えっと、そうじゃないんです。私は自分の意志でここに来て…」

[メイン] 少女 : 「私の名前は新治(にいはる)ましろ。この家には父方のおばあちゃんが住んでいたの」

[メイン] 神山高志 : 「そうですか。じゃあおばあちゃんとの折り合いが悪くなったとかそんな感じですか…?」

[メイン] 新治ましろ : 神山の言葉にこくりと頷いて
「はい。おじいちゃんはずいぶん前に亡くなったから、おばあちゃんはずっと一人で暮らしていた」

[メイン] 新治ましろ : 「おばあちゃんの具合が悪いらしくって、お父さんとお母さんが様子を見に行くって言ってたの」

[メイン] 新治ましろ : 「私は学校があったから行かなかった。でも、一昨日から連絡がとれなくなって心配で見に来たんです」

[メイン] 新治ましろ : 「家には誰もいないし、いつの間にか真っ暗になって、出られなくなったの。もういやだ、怖い。ここから出たいって…それでお布団を被ってひとりで隠れていたんです」

[メイン] 神山高志 : 「わかりました。いつの間にかおばあちゃんの家が変な家になっててどうしようもなくなってたらボクが来たと。貴方から見たらそう言うわけですね?」

[メイン] 新治ましろ : 「…はい。それで思わず抱きついてしまって…迷惑じゃありませんでしたか?」
神山とのやり取りで少し冷静になったのか、照れくさそうにしながら俯いている。

[メイン] 神山高志 : 「いやまあこんなので迷惑がっていたらボクは今頃不登校になっていますから…気にしなくていいですよ」

[メイン] 新治ましろ : 「…ありがとうございます。本当に心細かったから…あなたが現れてくれてとても助かりました」

[メイン] 新治ましろ : そう言ってぎこちなく笑顔を見せます。

[メイン] 神山高志 : (ぶっちゃけ怪しすぎる話だけど…いったん正直に話してるという前提で行動するか)

[メイン] 神山高志 : 「正直力になれるかは怪しいですがボクも変なことに巻き込まれて困っているのお互い様です。助け合いましょう」

[メイン] 新治ましろ : 神山の言葉にぱあっと顔が明るくなって
「はい…はい!ありがとうございます!」

[メイン] 神山高志 : 「あと一応言っておきますけどボクが黒幕とかではないですからね。変な奴が出てきてそそのかされたりしても疑わないでくださいね」

[メイン] 新治ましろ : 「だっ、大丈夫です!私はあなたを疑ったりなんて全然していないので」

[メイン] 神山高志 : 「ありがとうございます。ああ言い忘れてましたね僕の名前は神山高志です」
(仮にストーカーとかなら名前ぐらいとっくに知っているだろうし教えてもまあいいか)

[メイン] 新治ましろ : 「あっ…」
名前を聞くのを忘れてた、みたいな顔をしたあと

[メイン] 新治ましろ : 「…はい。よろしくお願いします。神山くん」

[メイン] 神山高志 : 「よろしくお願いします。それじゃあましろさんに聞くんですけど出入口はどこですか?」

[メイン] 新治ましろ : 「…えっと、こっちです」
神山の服の裾をくいっと引いて、玄関へ向かおうとして

[メイン] 新治ましろ : 「…とと、その前に、これを使ってください」
そういって神山に懐中電灯を手渡そうとします。

[メイン] 神山高志 : 電灯のスイッチって入ってます?

[メイン] GM : 家のなかは真っ暗ですね。

[メイン] 神山高志 : 懐中電灯も?

[メイン] GM : 懐中電灯のスイッチをオンにするなら普通に点灯しますね。

[メイン] 神山高志 : 「うわ!ありがとうございます!」
(なんか妙に用意がいい気がするけど…まあ気にしないそぶりをしておこう)
電灯を受け取る

[メイン] 新治ましろ : 「ここに来たときに、持ち物はいつの間にかなくなっていたんですけど、でもこれを見つけたの」

[メイン] 神山高志 : 「なんかそう言うゲームみたいですね」

[メイン] 新治ましろ : 「ふぇ?そ、そうでしょうか?」

[メイン] 神山高志 : 「閉じ込められた状況で何とか脱出を図る脱出ゲームって言うんですかね?そういうのがあるんですよ。案外おばあちゃんの悪ふざけだったりするのかもしれませんね」

[メイン] 新治ましろ : 「ふえぇ…そんなのがあるんですね…初耳です」
「…くすり、そうだったらいいんですけど」

[メイン] 神山高志 : 「まあそれはそれとしていくらなんでも度が過ぎてるのでフツーに脱出しましょう。出口はどこですかね?」

[メイン] 新治ましろ : 「あっ…はい。こっちです」
神山の裾をくいくいっと引っぱって、土間の方に下りていきます。

[メイン] 新治ましろ : 「こっちが玄関で、向こうが勝手口ですね」

[メイン] 神山高志 : 「じゃあまずは玄関から…」
玄関から出ようとします

[メイン] GM : 玄関の入り口は木製の引き戸ですが開けようとしてもびくともしないでしょう。

[メイン] 新治ましろ : 「…開きそうですか?」

[メイン] 神山高志 : 「こっちは開かないですね…」
勝手口に行きます

[メイン] GM : 勝手口の脇にはストーブなどの季節家電が置かれている。
脚立や自転車も置かれているが、長らく使われていないのか蜘蛛の巣がはっている。
勝手口の戸は軋む音をたてるが開きそうにない。

[メイン] 神山高志 : 「こっちも開きそうにないか…」
勝手口の戸を目星できます?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 神山高志 : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 81 > 成功

[メイン] GM : 勝手口には特に気になるものはないが、ふと視線を土間の方に向けると…

[メイン] GM : ずいぶんと古い家なのだろう。玄関は床板のないむき出しの地面のままだ。
床には何かを引きずったようなどす黒い染みが残っている。

[メイン] GM : どす黒い染みは和室の方へ向かっているようだ。

[メイン] 新治ましろ : 「昔はここに台所があったんだって。薪で火を燃やして使ってたらしいの」

[メイン] 神山高志 : 「歴史がある家なんですね…」
(なんか血塗られてそうな部分もありそうだけど…まあ人の家にあれこれ言うのは良くないだろう)
玄関は目星できますか?

[メイン] GM : 特にはなにもないですね。

[メイン] 神山高志 : 「ドアが開かないなら仕方ないですね…窓がある部屋に案内してもらいましょうか」

[メイン] 新治ましろ : 「わかりました。台所とお風呂には窓があった覚えがあります」
どちらに向かいますか?と神山の顔を伺っています。

[メイン] 神山高志 : 「そうですね…どっちの方が外に出れそうな感じですか?」

[メイン] 新治ましろ : 「どちらも換気用の小さい窓だったような…開く保証もないので、どちらがいいとは今の時点ではわかりません」

[メイン] 神山高志 : 「……こんなこと言うのは申し訳ないんですけど…ドア壊してもいいですか?」

[メイン] 新治ましろ : 「えっ…ええ!?」

[メイン] 新治ましろ : 「……じ、事態が事態なので、駄目…とは強く言えませんが…それに、それで外に出られるのなら…お願いします!」

[メイン] 神山高志 : 「ちょうどいい感じに武器になりそうな脚立がありますし…やってみますね」

[メイン] 神山高志 : それっぽい技能ないからSTR*5でいいですか?

[メイン] 新治ましろ : 頷き、一歩後ろへ下がります。

[メイン] GM : いいですよ。

[メイン] 神山高志 : CCB<=12*5 (1D100<=60) > 80 > 失敗

[メイン] 神山高志 : 🌈

[メイン] GM : 脚立で思いっきり玄関の扉を叩きつけますが、脚立が神山の手からすっぽ抜けて壁に激突しました。

[メイン] 新治ましろ : 「…ひゃっ!?」

[メイン] 神山高志 : 「すみませんね…ですが今のでより頭のいい方法を思いつきました」

[メイン] 神山高志 : 「まずは台所に行きましょう」
脚立を持って台所に行こうとする

[メイン] 新治ましろ : 「あっ…いえ、お願いしたのは私もなので…はい!」

[メイン] 新治ましろ : こっちです。と神山の裾を引っぱって台所へ向かいます。

[メイン] GM : 古めかしい台所だ。年代ものではあるが丁寧に使われていたのだろう。
だが今は床にどす黒い液体が染み付いており、洗い場もずいぶん汚れている。
冷蔵庫のドアは開きっぱなしになっており、嫌な臭いが漂っている。

[メイン] 神山高志 : 「家がこんなんなってたらそりゃ泣きたくもなりますよね。ええと窓…窓…」
目星していいですか?

[メイン] 新治ましろ : 「あはは…でも少し懐かしくなりました。おばあちゃんの作る肉じゃがは美味しくて…私たちが来るとお喋りするのに夢中になってよく焦がしてたなぁって」

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 神山高志 : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 12 > スペシャル

[メイン] GM : 換気用の窓を見つけるが、まったく開きそうにない。

[メイン] 神山高志 : 「やっぱりドアよりこっちの方が壊れやすそうかな…下がっててください」

[メイン] 新治ましろ : 「…は、はい」
頷き、一歩下がります。

[メイン] 神山高志 : CCB<=12*5 今度こそ (1D100<=60) > 98 > 致命的失敗

[メイン] 神山高志 : 🌈

[メイン] GM : 神山が脚立を大きく振りかぶり、窓へと叩きつけようとしますが、その際に台所用具に引っかかり全然違う場所に叩きつけてしまいます。
そのせいで神山は身体を捻ったのか激痛が走ります。

[メイン] GM : HP-1。

[メイン] system : [ 神山高志 ] HP : 8 → 7

[メイン] 神山高志 : 「痛たたた…」

[メイン] 新治ましろ : 「うわっ…ひゃ!?だ、大丈夫ですか!?あらぬ方向に身体が曲がっていたように見えましたけど…」

[メイン] 神山高志 : 「大丈夫です。慣れないことはするもんじゃないですね」

[メイン] 神山高志 : 「この方法は一旦やめておくか……よく考えたら不良みたいなやり方だし」

[メイン] 新治ましろ : 「…えっと、差し出がましいのですが…私、医者を目指しているので、もしどこか怪我したり調子が悪いならいつでも話してくださいね?手当くらいならできると思うので…」

[メイン] 神山高志 : 「ありがたいですね。まあまだ大丈夫ですので…」
(多分大丈夫だと思うけど…警戒が勝るかな今は)

[メイン] 新治ましろ : 「…わかりました」
こくりと頷いて小さく笑顔を見せます。

[メイン] 神山高志 : 「ここは一旦脱出ゲームに付き合うとしますか…」
冷蔵庫を見ます

[メイン] GM : 何かの肉が入っている。
それらはラップもされず、むき出しのままだった。
冷蔵庫は電源が落ちて大分時間たっているのだろう。
腐敗がはじまったそれらには蛆がたかり、酷い臭いをまき散らしている。

[メイン] GM : 《生物学》または《医学》を振れますね。

[メイン] 神山高志 : CCB<=90 学問全般で振るぞォ! (1D100<=90) > 81 > 成功

[メイン] GM : 蛆は通常、卵を埋め着けられてから1日~3日で孵化する。冷蔵庫の電源が落ち、肉が腐り始めて蛆が沸くまでにはそれなりの日数が必要な筈だ。

[メイン] 神山高志 : 「ええとましろさん、おばあさんの具合が悪いって連絡が来たのはいつぐらいでしたっけ?」

[メイン] 新治ましろ : 「えっと…一週間くらい前だったと思います」

[メイン] 神山高志 : 「タイムスケジュールとしては一週間前に連絡、その後ましろさんのご両親がここに行ったが一昨日に音信不通、そしてましろさんが今日来たって感じでしょうか?」

[メイン] 新治ましろ : 「…はい。その通りです」

[メイン] 神山高志 : 「肉に虫がわいていましてね。思ったより放置されてて時間たってたんだなあってなんか気になっただけです。ありがとうございます」

[メイン] 神山高志 : ここはこんなものですかね?

[メイン] GM : そうですね。
洗い場も調べられますけど調べなくてもいいです。

[メイン] 神山高志 : うーんせっかくだし調べておきます

[メイン] GM : 洗い場には大量の血液がぶちまけられている。

[メイン] GM : 《目星》を振れますね。

[メイン] 神山高志 : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 87 > 成功

[メイン] GM : 何か小さく光る欠片がある。おそらくこれは銀歯だろうか。SANc(0/1)

[メイン] 神山高志 : CCB<=55 SAN (1D100<=55) > 53 > 成功

[メイン] 新治ましろ : 「…なにかありましたか?」
洗い場を見つめている神山の方に話しかけます。

[メイン] 神山高志 : 「いや特に脱出に使えそうなものは無いですね」

[メイン] 新治ましろ : 「…そうですか」
残念そうにしながら、少し顔を俯かせます。

[メイン] 神山高志 : 「風呂に行きましょうか。あっちなら脱出できるかもしれませんし」

[メイン] 新治ましろ : 「…は、はい!」
神山の言葉に顔を上げて、神山の服の裾を掴んで風呂場へと連れて行きます。

[メイン] GM : 目に飛び込んできたのは、黒く濁った赤だった。
床に、壁に、天井に。赤い液体が飛び散っている。
バスタブにも悍ましい液体が溜まっている。
だが、何より目を引くのは壁に描かれた文字だろう。

[メイン] GM : 「真実を見ろ」「目を覚ませ」とかかれている。
真っ赤な液体がついた手でこすりつけて書いたような文字だ。

[メイン] 神山高志 : 「真実ですか…なんか心当たりあります?」

[メイン] 新治ましろ : 「…わかりません」
ふるふると首を左右に振って、怖いとつぶやきながら赤く染まった風呂場から顔を逸らしています。

[メイン] 神山高志 : 「まあ仮にそう言う教えの宗教にはまってたとかでもこんなところに書きませんよね…」

[メイン] 新治ましろ : 「…おばあちゃんはそういった宗教には入ってなかった覚えがあります、私が知っている範囲では…ですけど」

[メイン] 神山高志 : 「まあこんな宗教聞いたことないですしね。それじゃあ言葉通り真実を見つめさせてもらいますか…」
目星していいですか?

[メイン] GM : 目星をしても特に気になるものはありませんね。

[メイン] 神山高志 : 「こういう時ってバスタブになんかあったりするんですよね」
バスタブの栓を抜こうとする

[メイン] GM : バスタブの栓を抜くと、赤く染まった水が徐々に減っていく。
完全に抜けても特に何も出てこない。

[メイン] 神山高志 : 「無いのか…」

[メイン] 神山高志 : 「っとそもそもは窓を探しに来たんだった」
窓を確認しておこう

[メイン] GM : こちらにも換気用の窓があるが、がっちり閉まっていて開きそうにない。

[メイン] 神山高志 : 「やっぱりダメか…」

[メイン] 神山高志 : 「うーん…いったん最初の部屋に戻りましょうか」

[メイン] 新治ましろ : 「…こっちも開きそうにないんですね」
「は、はい!…最初の部屋は…和室ですね。向かいましょう」

[メイン] 新治ましろ : 一応神山の服の裾を引っぱりながら和室へと歩いて行きます。

[メイン] GM : 暗い。部屋のすみの闇がじりじりと滲みだしてくるようだ。
恐らくこの部屋で食事も寝起きもしていたのだろう。
部屋には座卓が置かれ、ましろが隠れていた布団が敷いてある。

[メイン] 新治ましろ : 「…神山さんが来る前のことを思い出したら震えてきます…」
「…私が来たときはもう誰もいなくて、何があったか分かなくて、怖くて隠れてたの。電話も通じないし、ドアもあかないし。ずっと、悪い夢の中に閉じ込められてるみたいでした」

[メイン] 神山高志 : 「そりゃあ怖いですよね」

[メイン] 新治ましろ : 「…はい。だから、最初に神山さんの顔を見たとき、ほっとしたのと嬉しさで気持ちがグチャグチャになってしまって…あの時はごめんなさい」

[メイン] 神山高志 : 「いやまあ大丈夫ですよ。気にしなくていいです」

[メイン] 神山高志 : 「ところで、この部屋はもともとどういう部屋だったんでしょうか?」

[メイン] 新治ましろ : 「…そっ、そうですかね?」
小さく笑顔を見せたあと、

[メイン] 新治ましろ : 「…この部屋はおばあちゃんの私室ですね。私が被っていたお布団もおばあちゃんのものです」

[メイン] 神山高志 : 「なるほど…」

[メイン] 神山高志 : (……そういや土間のシミってこの部屋に続いていたな…)

[メイン] 神山高志 : しみって確認できます?

[メイン] GM : 染みを辿っていくと、座卓が目に入りますね。
座卓の角が障子にめり込んでいる。何かに強引に動かされたようだ。
上にはべったりと黒い染みのついた手帳が置かれている。

[メイン] 神山高志 : 「この手帳は…?」

[メイン] 新治ましろ : 「あっ…それはお父さんのものだと思います」

[メイン] 神山高志 : 「中を読んでもよろしいでしょうか?」

[メイン] 新治ましろ : 「はい。もしかしたらお父さんの行方がわかるかもしれませんから」

[メイン] 神山高志 : 読みます

[メイン] ◇手帳 : おふくろの具合が悪いらしい。
施設に入るのは嫌だと言っていたが、そろそろ潮時かもしれない。

おふくろは思ったより元気そうだった。
食欲が旺盛で、あんなにたくさん食べるおふくろは初めてみた。
ミワコは実家の病院へ連れていって検査するべきだと言っている。

ミワコが検査は見送ろうと言ってきた。昨日はあんなに熱心にすすめてきたのに。
おふくろは相変わらず食欲もあるが、どこか心ここにあらずといった様子だ。
ミワコはずっと風呂場にこもって掃除をしている。

信じられない。自分の見たものが嘘だと思いたい。
おふくろが庭で、何かを食べていた。
あれは何の肉なんだ。分からない、だが、まだ動いていた。

無機物は コピーできない 排出?
まだまだ たりない

[メイン] 神山高志 : 記述はこれですべてですか?

[メイン] GM : はい。

[メイン] 神山高志 : 「まあこれはましろさんも読んでおいた方がいいでしょうね」
渡す

[メイン] 新治ましろ : 「ふぇ?えっと、はい」
ペラペラと手帳をめくって中身に目を通します。

[メイン] 新治ましろ : 読んでいると徐々に真っ青な顔になっていきます。
「そんな、おばあちゃん、何があったんだろう」

[メイン] 神山高志 : 「ミワコというのはお母さんでしょうか?」

[メイン] 新治ましろ : 神山の言葉にこくりと頷きます。
「はい。新治ミワコは私のお母さんです。お医者さんをしていて、実家が大きな病院だから、そこで働いています」

[メイン] 神山高志 : 「最後の方の無機物はコピーできないとかってなんかわかります?」

[メイン] 新治ましろ : 「…そこは私にもわかりません。お父さんは新聞記者をしているので、何か気になったことがあったのかもしれません」

[メイン] 神山高志 : 「なるほど…」

[メイン] 新治ましろ : 「…ごめんなさい。私もわけがわからなくて…神山さんのお役に立てずに…」

[メイン] 神山高志 : 「いえ気にしないでください。こんな状況で役に立ちすぎてましたらちょっと怖いですから」

[メイン] 神山高志 : 「全然問題ないですよ」

[メイン] 新治ましろ : 「…ありがとうございます。優しくしてくれて」

[メイン] 神山高志 : 「いやーましろさんは優しさに優しさで返してくれますからね。ボクの知り合いとは大違いですよ」

[メイン] 神山高志 : (正直今ぐらいでも十分都合よくてこわいんだよな…まあどちらにせよ刺激はしない方がいいだろう)

[メイン] 新治ましろ : 「優しいだなんて、そんな…」
少し困ったような表情を見せたあと、
「…そうなんですか?神山さんの普段の生活がちょっと気になりますね…なんて」

[メイン] 神山高志 : 「まあ語るほどのものでもないですよ。少なくともましろさんみたいな人には縁がない方がいい生活です」

[メイン] 新治ましろ : 「…そう言われると、余計に気になっちゃいますね」
「……でも、そうやって敢えて話さないのも、神山さんの優しさだと思うので、私も追求はやめておきますね」

[メイン] 神山高志 : 「ありがとうございます。じゃあ次は…」
座卓が突き刺さってる障子の方に目を向ける

[メイン] 神山高志 : 「あそこの先に行きましょうか」

[メイン] 新治ましろ : 「座敷、ですね。わかりました」

[メイン] 新治ましろ : 頷き、神山の服の裾を掴むと、おずおずと座敷の方へと歩いて行きます。

[メイン] GM : 部屋の中は奇麗に片付けられている。
もともとはこの部屋が夫婦の寝室だったのだろう。
畳には墨をぶちまけたようなどす黒い染みが残っている。
奥の床の間には古びた箪笥があるようだ。

[メイン] 新治ましろ : 「おばあちゃんの家に泊まりに来たときはこの部屋で川の字になって寝てたの。初めて来たときは夜が静か過ぎてドキドキして眠れなかったなぁ…」

[メイン] 神山高志 : 「その時はどうしたんですか?」

[メイン] 新治ましろ : 「眠れるまでずーっと目をつぶっていました。でも気がついたらもう朝になっていて、せっかく遊びに来たのに結局お昼まで寝ることになっちゃいました」

[メイン] 神山高志 : 「そういうことってありますよねー」
適当に雑談を続けながら部屋を探る
目星はできますか?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 神山高志 : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 20 > 成功

[メイン] GM : 神山は箪笥が目に入る。
古い着物や家族の写真など雑多なものが入っているようだ。
その中に、新聞の切り抜きを貼り付けたスクラップノートが入っていた。

[メイン] 新治ましろ : 「あ、私の写真。おばあちゃんはデジタルカメラが使えなくて、だから最近はプリントできなくて写真が増やせないって寂しがってたなぁ」
後ろから覗きこみながらそうつぶやきます。

[メイン] 神山高志 : 「なるほど…」
中身を開く

[メイン] ◇スクラップノート : 興味をひかれた記事を切り取ってまとめていたようだ。
地元のニュースを切り抜いたものが多い。
一番新しいページには隕石落下の切り抜きがはりつけられている。

『Y県南部 山中に隕石落下か』火球の目撃証言が相次ぐ
昨日未明、Y県各地で火球とみられるものが目撃された。
火球はY県を縦断した後、山中に落下したものと推測されている。
落下地点に近い地域の住民によると「どーんという音が響いた」「地面が大きく揺れた」などの証言もあがっている。
国立天文台は目撃情報や地震計などのデータをもとに、早ければ明日、暫定的な情報を発表するとのこと。
同天文台では、山中で隕石と見られる物体を発見した場合には自治体に報告し、くれぐれも持ち帰らないようにと呼びかけている。

[メイン] 神山高志 : 「隕石かあ…おばあちゃんなんか言ってました?」

[メイン] 新治ましろ : 神山の言葉に首を左右に振ります。
「切り抜き自体は、多分、Y県の地方紙の切り抜きだと思う。おばあちゃんから何か聞いた覚えはないですね」

[メイン] 神山高志 : 「そもそもこういうスクラップブックみたいなの取る人だったんですか?」

[メイン] 新治ましろ : 「はい。おばあちゃんは地元のニュースを喜んで集めている人でした…お喋りも大好きだったから、知り合いの人と話のネタになることを集めていたんだと思います」

[メイン] 神山高志 : 「なるほど…」

[メイン] 神山高志 : 「今のところ怪しいのはこの隕石かなあ…」

[メイン] 神山高志 : 「写真とかに写ってたりしないかな?」
写真を見ます

[メイン] GM : 隕石を写した写真はないようですね。

[メイン] 神山高志 : ちなみにましろさんの写真は?

[メイン] GM : ありますよ。
目の前のましろの子供の時の写真から、今ぐらいの写真まで数枚ありますね。

[メイン] 神山高志 : おかあさんやおとうさんやおばあちゃんの写真はありますかね?

[メイン] GM : 全部ありますね。
気が強そうな女性、温和な表情をした男性、優しく微笑んでいる老婆。

[メイン] 神山高志 : 「はーこれが…ましろさんのご家族…」

[メイン] 新治ましろ : 「…はい。本当だったら今頃、この家に全員集合してるはずだったんですけどね」

[メイン] 神山高志 : 「手帳だと様子がおかしくはなっていたものの健在だったようですしいったいどこに行ったんでしょうね…?」

[メイン] 新治ましろ : 「…そうですね。本当にどこへ行ってしまったんでしょう」

[メイン] 神山高志 : 「もうちょい探してみましょうか」
ここは他に目星できる場所ありますかね?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 神山高志 : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 12 > スペシャル

[メイン] GM : 神山の視線の先に、黄ばんでところどころ破れている押し入れが見えます。

[メイン] 神山高志 : 「押入れを開けたらいたりしませんかね」
開けます

[メイン] 新治ましろ : 神山が押し入れに手を伸ばすと、ましろが腕に縋りついてきます。

[メイン] 新治ましろ : 「開けちゃ駄目。そこは怖い。開けないで、お願いだから」

[メイン] 新治ましろ : ぎゅーっと強く神山の腕を抱きしめ、ましろは必死にあなたへ訴えかけてきます。

[メイン] 神山高志 : 「はい?」

[メイン] 神山高志 : 「なんかトラウマでもあるんですか?」

[メイン] 新治ましろ : 首を左右に振って、
「わ、わからないんです。ただ漠然と怖くて、それで…」

[メイン] 神山高志 : 「漠然と…いやもう既にこの状況が漠然と怖いですよボクは」

[メイン] 新治ましろ : 「ご、ごめんなさい。悪気があってこんなことをしているわけじゃないんです」

[メイン] 神山高志 : 「わかりました。こう言うのってバカにできませんしやめておきます」
(なんかすごい怪しいけど…この場で刺激するのはまずいよな)

[メイン] GM : 神山がましろを落ち着かせようと、いったん和室に戻ろうとしたとき、

[メイン]   : 「あらぁ、おきゃくさまかしらぁ、どなたぁ、ごめんなさいねぇお構いできなくて」

[メイン] GM : ふいに、声が響いた。何万回と繰り返し再生され音声が間延びしたような、そんな声だ。

[メイン] 新治ましろ : 「おばあ、ちゃん?…おばあちゃん!」

[メイン] 新治ましろ : ましろが座敷へ向かって走り出した。だがすぐに、引きつった悲鳴があがる。

[メイン] 新治ましろ : 「きゃああああああーーーー!?!?!?」

[メイン] GM : 座敷に踏み込んだあなたは、それを見る。

[メイン]   : 蛇のようにぐんにゃりとうねり、長く長く伸びた首。
その先にあるのは顔だった。深く刻まれた皺。抜け落ちた歯。
古びた箪笥の中から首を伸ばした老婆が笑っている。

[メイン] GM : SANc(0/1d3)

[メイン] 神山高志 : CCB<=55 (1D100<=55) > 86 > 失敗

[メイン] 神山高志 : 1d3 (1D3) > 2

[メイン] system : [ 神山高志 ] SAN : 55 → 53

[メイン] 神山高志 : 「うおっ!」
流石にびっくりした

[メイン] 老婆 : 「ああ、ましろちゃん。遊びに来てくれたのねぇ。それじゃあ、お夕飯はましろちゃんが好きな親子丼にしようかしらねぇ。それとも他に食べたいものがあるかしら?」

[メイン] 老婆 : 「おばあちゃんは、ましろちゃんが遊びに来てくれるのを楽しみにしてるからねぇ。だから、ここに来たときはいくらでも我がまま言っていいんだよ?」

[メイン] 新治ましろ : 「あ、あ、ああ……」

[メイン] 新治ましろ : ましろは尻もちをついたまま、泣き出しそうになっている。ショックのあまり茫然自失となっている。

[メイン] 神山高志 : 「ええとその…お邪魔してます」
(一応こういうの言っておいた方がいいよなぁ…)

[メイン] 老婆 : 挨拶をした神山に対して、老婆はこう答えます。
「それでねぇ、酒井さんのおじいちゃんったら庭で転んだって言ってもう大騒ぎ。転んだって言っても擦りむいただけなのに、やれ「骨が折れた」だの「腰を打った」だのまくしたててねぇ」

[メイン] 神山高志 : 「はあ…大げさな方なんですねえ…」

[メイン] 老婆 : 「こつってほどでもないんだけどね、肉じゃがを作るときにほんの少しだけケチャップを入れると美味しくなるのよ」

[メイン] 神山高志 : 「しりとりしましょう。リンゴ」

[メイン] 老婆 : 「山のねぇ、間を通して、ほら、なんて言ったかしら? すごく速い電車を走らすんだ~って言って、でも何年も待ってるのにぜんぜんよ」

[メイン] 神山高志 : 「そんなことオセアニアじゃあ常識ですよ」

[メイン] 老婆 : 「山の方がぴかって光って、それからどしんって揺れてねぇ。それで、川向かいのシゲさんが山さ見に行くって言ってねぇ」

[メイン] 老婆 : 神山がいくら話しかけても、老婆からはかみ合っていない内容しかかえってこない。

[メイン] 神山高志 : (うーんこういう手合いは…まあなんか適当に相槌をしておけばいいか)

[メイン] 神山高志 : 「それで明日の天気予報はどうですか?」

[メイン] 老婆 : 「豊ったら新聞記者になるって言ってねぇ。今じゃ立派にやってるのよぉ。ほらぁ、昨日の新聞の記事、息子が書いたものなのよぉ」

[メイン] 神山高志 : (これ以上ボクが喋っても意味のないことしか返してくんないな…ちょっと面白いけど)

[メイン] 神山高志 : 「ええと…ましろさん、あなたの言葉なら通じるかもしれません」

[メイン] 新治ましろ : ましろはイヤイヤと首を左右に振りながら、この部屋から出たいと涙目で神山に訴えかけます。

[メイン] 神山高志 : 「いや、今が踏ん張り時です。その気持ちをあの人にも伝えてください」

[メイン] 新治ましろ : 神山の言葉にショックを受けたようで、その場で泣き出してしまいます。

[メイン] 神山高志 : (ダメか…なら今度は情に訴える!)

[メイン] 神山高志 : 「おばあさん孫が泣いているんですよ!なんとかなだめてくださいよ!」

[メイン] 神山高志 : 「ほら!」
泣いているましろを手で差す

[メイン] 老婆 : 「あらあらましろちゃん?どうして泣いているんだい?」

[メイン] 老婆 : 老婆は首を伸ばしてましろの方へと顔を近づけるます。

[メイン] 新治ましろ : 「ひっ、やだ、やだよ!?…やめてよ…どうしてこんなことするの…う、うわ~~~ん!!!」
神山の腕にすがりつき、泣きわめきます。

[メイン] 神山高志 : 「やめて欲しいのと、どうしてこんなことをするかの説明を求めているみたいです」

[メイン] 老婆 : 神山が説明を求めても、老婆は関係のないことしか話さない。

[メイン] 神山高志 : 「ボクの言葉は聞かなくていいです!お孫さんの言葉を聞いてあげてください!ほら!」
手でましろを差す

[メイン] 新治ましろ : ましろは一刻も早くこの場から出て行きたいと神山に懇願しています。

[メイン] 神山高志 : 「ここで逃げて何が解決するんですか!? 問題の先送りをするだけで何も解決しませんよ!」

[メイン] 神山高志 : 「どうしても逃げたいというなら…ボクは開ける!押入れを!」

[メイン] 新治ましろ : 神山がそう言葉をかけるも、ましろは混乱した様子で悲鳴のような声を上げます。

[メイン] 新治ましろ : 「どうして?おばあちゃん、どうしちゃったの?わからない、怖い、いやだ。もう帰りたい、帰りたいよ」

[メイン] GM : そうしていると、

[メイン] GM : どんどんどんどん、と玄関を叩く音が響いた。

[メイン] GM : 激しく戸が叩かれ家が軋む音をたてる。降り積もった埃がぱらぱらと頭上から降ってきた。

[メイン]   : 「お~い、ましろ。戻ってるんだろ~? お~い、ましろ。お~い、お~い、お~い」

[メイン] GM : どんどんどんどん、どんどんどんどん。激しく戸が叩かれている。

[メイン]   : 「ましろ~どうしたの~? おかぁさんですよ~。ましろぉおおお、おおお、おおおおおおお、おと゛ぅざんも、いっじょに、いるぞおおおおおお。あけてぇええ、ええぇ゛、あげ、て゛ぇええぇええ、あけ、あああぁ、あげでぇええあげえぇええぇえええ」

[メイン] 新治ましろ : 「いやぁあああああ!やめてやめてやめてぇええええええ!!!!!」

[メイン] GM : ましろはパニックを起こしてうずくまってしまった。耳を塞ぎ、頑として動こうとしない。
だが、玄関は今にもやぶられそうだ。

[メイン] 神山高志 : (どうする…どうするんだ神山)

[メイン] 神山高志 : アイデアできたりする?

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 神山高志 : CCB<=60 アイデア (1D100<=60) > 95 > 失敗

[メイン] 神山高志 : 🌈

[メイン] GM : 幸運どうぞ!

[メイン] 神山高志 : CCB<=55 幸運 (1D100<=55) > 3 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 神山高志 :

[メイン] GM : 老婆が出てきた衝撃で押し入れが開いていることに気がつく。

[メイン] 神山高志 : よし見るぞ

[メイン] GM : 老婆は相変わらず柔和な笑みを浮かべたまま話し続けている。
あなたに危害を加えるつもりはないようだ。
押し入れに向かうと、そこに学生鞄が見えた。愛らしいマスコットがついている。
恐らくましろのものだろう。

[メイン] 神山高志 : 「なんだ普通のものじゃないか」

[メイン] 神山高志 : 「待てよこういうものって意外と精神の安定に大事なんだよな…あげたら落ち着くかも」
学生かばんをましろにあげるべく取ろうとする

[メイン] GM : 鞄を持ち上げると、口が開いていたのか中身がこぼれ落ちる。
学校帰りにそのまま訪ねて来たのだろう。教科書やノートが入っている。
ノートのうち一冊はどうやら日記のようだった。

[メイン] 神山高志 : 「ちょっと見たいけど…落ち着かせたい時にやる行動じゃないよな」
かばんに戻してましろに渡す

[メイン] GM : 神山がましろに渡そうとするが、ましろは受けとろうとせずに、震えながらその場で縮こまっている。

[メイン] 神山高志 : 「うーん…まあ冷静に考えたら刺激が強すぎるかおばあさんちょっと引っ込んでて」
おばあさんを引っ込めようとする

[メイン] 老婆 : 引っ込まない。相変わらず喋り続けている。

[メイン] 神山高志 : 「しょうがない。ましろさん別の部屋行きましょうか。何事も落ち着いてからやるべきですよね」

[メイン] 神山高志 : 「うーん…仕方ない。ショック療法だ」

[メイン] 神山高志 : 「日記の音読をすれば恥ずかしさでこわさどころじゃなくなるだろう」

[メイン] 神山高志 : かばんを取り出す

[メイン] 神山高志 : 「えーと、日記日記」

[メイン] 神山高志 : 「こんなことしたくないんですが状況が状況です。後でビンタ食らわせてもいいですから許してください」

[メイン] 神山高志 : そういって日記を取り出し中身を開く

[メイン] ましろの日記 : 他愛もない内容が書かれている。コンビニの美味しかったスイーツや気になっているクラスメイト。
友達と喧嘩してしまったこと、ダイエットの目標。
だが最後のページだけは異様だった。書きなぐられた文字。乱れた筆跡、まとまりのない文章。
ほとんど意味をなさない言葉や、読み取れないものもある。

[メイン] ましろの日記2 : からだがいたい 私が私じゃなくなる 痛くない
たすけて たすけて たすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
私は死にました 変異 生まれ変わり mutation

SEND DREAM 夢夢夢
呪文 何で知ってる?
自分が見た光景を相手に送る ⇒ 助けてもらう!!

死んでる 死死死
真実を見ろ 目を覚ませ!!

[メイン] GM : SANc(0/1d2)

[メイン] 神山高志 : CCB<=53 (1D100<=53) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 新治ましろ : 神山が日記の内容を音読すると、ましろの目から、赤い、血の涙が溢れ出した。

[メイン] 新治ましろ : 「ひどい、ひどいよ。助けてくれるって、信じてたのに」

[メイン] 神山高志 : 「ああ落ち着いたんですね。血の涙を流すほど嫌だったのはわかりますけどこれも落ち着かせるためで……」

[メイン] 新治ましろ : 「怖い、怖いの、ずっと一人で、私が、どんどん私じゃなくなっていくの」

[メイン] 神山高志 : 「こんなところにいたらそりゃそうなりますよ」

[メイン] 新治ましろ : 「壊れてく、どんどん、わたしが、こわれてこ゛わ、れ、て゛」

[メイン] 神山高志 : 「ポエム読まれて恥ずかしいのはわかりますけど。いいじゃないですか。素敵だと思いますよ僕は」

[メイン] 神山高志 : 「そうだお返しに僕が昔作ったポエムをいいましょう。正直恥ずかしいですけどこれでおあいこってことにしてください」

[メイン] 神山高志 : 「僕が泣いているのは とても悔しいからです
人の尊さ優しさ 踏みにじられそうで
力を示すものたちは しなやかさを失って
ウソまみれドロまみれ じれったい風景でしょう」

[メイン] 神山高志 : 「……ハズいです」
ちょっと赤くなりながら

[メイン] 新治ましろ : 「たすけて、ほし、くて わたしの 見たものを だれかに、見せたら、」

[メイン] 新治ましろ : 「ここに来て きっと、助けて、くれる、って」

[メイン]   : ましろの顔が崩れる。眼球が零れ、髪が抜け落ち、ぼたぼたと肉と血が落ちていく。

[メイン]   : 「見ないで。わた、し、こんな、すがたじゃ、なか、った」

[メイン] 神山高志 : 「ええ、なにも見ませんでしたよ」
後ろを向く

[メイン] GM : ましろは泣きじゃくりながらしゃがみこんだ。
その足元に血が滴り落ち赤い、赤い、水溜まりを作っていく。神山の足下にまでその赤い水たまりは届く。SANc(0/1d6)

[メイン] 神山高志 : CCB<=53 (1D100<=53) > 81 > 失敗

[メイン] 神山高志 : 1d6 (1D6) > 6

[メイン] 神山高志 : :SAN

[メイン] 神山高志 : :SAN6

[メイン] 神山高志 : 🌈🌈

[メイン] system : [ 神山高志 ] SAN : 53 → 47

[メイン] GM : 視界が、ゆがんだ。

[メイン] GM : 耳鳴りがする。すすり泣く声が遠ざかる。

[メイン] GM : 悍ましい悪夢が消えていく。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : お疲れ様です。

[メイン] GM : あなたは無事に生還しました。

[メイン] GM : 見慣れた部屋、見慣れたベッドの上で目を覚まします。

[メイン] GM : そう、そこはあなたの暮らすいつもの日常です。

[メイン] 神山高志 : 「うう…」
目覚めるといつも通りの朝だった

[メイン] 神山高志 : 「うーん…変な夢見たなあ」

[メイン] 林田 : 「おっす神山」

[メイン] 神山高志 : 「うん? 林田君なんでここにいるんだい?」

[メイン] 林田 : 「いや…お前…寝坊してるぞ」

[メイン] 神山高志 : 「は?」
時計を見ると確かにもう昼だった

[メイン] 神山高志 : 「ええー……」

[メイン] 林田 : 「お前が寝坊なんて珍しいなと思って授業フケるついでに様子を見に来たんだが…お前めっちゃうなされてたぞ」

[メイン] 林田 : 「大丈夫か?」

[メイン] 神山高志 : [いや…まあ…」
そういやなんか女の子と変な家に閉じ込められる夢を見たなあ

[メイン] 神山高志 : 「うんまあ……大丈夫だと思うよ。いやまあ遅刻は大丈夫じゃないけど」
でもまあ最後になんか心通じ合えたっぽい感じしたし良しとするか

[メイン] 林田 : 「ところで……僕が泣いているのは とても悔しいからです
人の尊さ優しさ 踏みにじられそうで
力を示すものたちは しなやかさを失って
ウソまみれドロまみれ じれったい風景でしょう」

[メイン] 林田 : 「これ、なんだ?」

[メイン] 神山高志 : 「……さあ」
寝言で言ってたかあー…!

[メイン] 林田 : 「正直めっちゃいい感じの詩だからパクっていい?」

[メイン] 神山高志 : 「……まあいいよ。ボクはそんなの知らんし」

[メイン] 林田 : 「やったー学校で広めてくるぜ!」
そう言って出て行った

[メイン] 神山高志 : 「……学校行きたくねー!」

[メイン] 神山高志 : そんなふうに頭を抱える神山の脳裏にあのポエムが響く

からだがいたい 私が私じゃなくなる 痛くない
たすけて たすけて たすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
私は死にました 変異 生まれ変わり mutation

SEND DREAM 夢夢夢
呪文 何で知ってる?
自分が見た光景を相手に送る ⇒ 助けてもらう!!

死んでる 死死死
真実を見ろ 目を覚ませ!!

[メイン] 神山高志 : 「……いや、たとえ死にたくなるぐらい恥ずかしくてもそれでも真実は見るべきか」

[メイン] 神山高志 : 前略オフクロ様
今日はちょっと辛い日になる気がしますがそれでも僕は逃げずに行こうと思います

[メイン] 神山高志 : 案の定、林田のポエムとして発表されたボクのポエムは学校で流行り、恥ずかしい思いをすることになった。
まあ……そんな日もあるだろう。

[メイン] 神山高志 : おわり

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 数日後、あなたはこんなニュースを目にすることでしょう。

[メイン] GM : 『昏睡状態の女性、10年ぶりに目覚めるも病院から逃走か?』

[メイン] GM : 10年間昏睡状態だった新治ましろさんが都内の病院で目を覚ましたが、その後行方不明になるという事件が発生した。

[メイン] GM : ましろさんはY県一家失踪事件の唯一の生存者(事件当時は失踪事件として扱われたが、10年経った現在では死亡認定されているため)である事から、事件解明の糸口が掴めると思った矢先の出来事である。

[メイン] GM : 病院はましろさんの親族が経営しており、10年の間あきらめずにケアを続けてきたという。

[メイン] GM : 「10年も寝たきりだったのです。歩くこともできない筈なのにどうしていなくなったのか」

[メイン] GM : 警察は誘拐と失踪の二つの可能性を踏まえて調査を開始している。

[メイン] GM :  

[メイン]   : 「ありがとう わたし、ようやく出られたよ」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
『夢獄』

[メイン] GM : おしまい。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] 神山高志 : 宴だァ~~~!!!